
スピニングリールは、キャスト時、スパイラル状にラインが放出されていきます。
遠投のためには、この抵抗をどう減少させたらよいかということになり、古くからガイド等の研究がされてきました。
昔は大口径のガイドでということが、だんだん小口径になり、マイクロガイドと、大まかには進んできました。
日本では、ベイトフィネスでマイクロ化したガイドですが、
スピニングこそマイクロガイドが有効と、昨年春のブログでも書きました。
今年、富士工業が発表した、KRガイドというものもこのスピニングマイクロガイドの延長だと思います。
”スピニングリールから放出されるスパイラルは、早く収束させ、またなるべく小さく直線状にしたほうが抵抗がすくない”
ということです。
昔、8サイズ(富士工業のリングサイズ)だったトップガイドが、ニューコンセプトで5.5サイズになり、
最新のマイクロガイド的な考えでは、4or4.5をトップから第3から第4ガイドまで使用して、
より直線上にラインを放出させ、遠投を可能にするというわけです。
ところで、以前にも書いたように、このラインの放出抵抗は、ラインの材質によっても差が出ます。
具体的には、ナイロン、フロロ、エステルとPE(高密度ポリエチレン)です。
ナイロンフロロは、張りがあり、硬いラインですが、PEはしなやかで柔らかい。
スピニングリールは構造上、撚りながらラインを巻き取り放出する。
ナイロンフロロはこの張りのため、なるべく撚りを少なくするため大口径のスプールが有利(トラブルレス)となる。
小さい口径ですと、バックラッシュの危険性が多くなる。
PEラインは、張りが少なく、またもともと撚れているラインなのである程度小口径のスプールでもよくなる。
(余談だが、ダイワのABSスプールはまさにナイロンフロロに有利の考え方であり、
シマノ、AR-Cは、PEに有利の考え方、PE、また張りの小さい極細ライン(1-3lb)には、AR-Cが有利?)
また、ガイドに対する抵抗は、張りのあるナイロンフロロのほうが大きく、PEのほうが小さいと考えられます。
この2つの理由のため、スピニングロッドのバットガイドは、
ナイロンフロロの場合は大きくほうが、PEの場合は、小さくてもいいということになる。
(富士のKRガイドシステムは、汎用性(すべてのラインを)考えたシステムで、
ナイロンフロロにはベストだが、PEにはバットからの背高大口径のガイドは必要ないと思う。)
投げ釣りは、現在、PEライン100%といっていい。
スパイラル状のライン抵抗を減らし、遠投を可能にするためには、小口径スプールが有利!
PEラインなら、小口径でもトラブルも少ない!
と考えてこのスプールをテストしてきました。
結果、100m以上投げれる方なら、5-10mは、飛距離がアップするという結果になりました。
テストをしていた方も驚いている状況です。
近日発売予定です!ぜひ一度試してみてください!
ダイワ45用ホワイトスプール 3度 6度 の2タイプ
シマノキススペMg用ホワイトスプール 2.5度 4度の2タイプ 全4タイプ 価格¥5,250-
*若干の注意点
スプールを装着すると、あまりにも小さくて大丈夫か?と不安になります。(大丈夫です)
PEラインは小口径でも大丈夫、とはいっても、スプールからのライン放出スピードはかなり速くなります。
このため、従来タイプよりトラブルの確率は増えます。
径が小さくなることにより、ハンドル一回転あたりの巻上げ長さが少なくなります。
また、ギア比が小さくなることと同じ効果になり、巻き上げトルクがアップし、巻上げが楽になります。